仏自動車大手のPSAグループ は1日、欧州にあるすべてのグループ拠点に充電インフラを整備し、従業員が利用できるようにすると発表した。12カ国の49拠点に合計で約500基の充電ステーションを整備する。PSAは2019年から充電インフラの整備を開始しており、これまでに365基を設置した。充電インフラの整備は2021年末までに完了する見通しで、順次、従業員が利用できるようにしていく。充電器の出力は7キロワットで、屋外にある公共の充電ネットワークと同水準の価格で充電することができる。充電インフラの整備・運営では、フランス電力公社(EDF)傘下のIziviaおよび仏エネルギー大手トタル傘下のTotal EVの2社と協力する。