英蘭石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは18日、オーストリアの電池メーカー、クライゼル・エレクトリックとリチウムイオン電池技術を共同開発したと発表した。クライゼル・エレクトリックのリチウムイオン電池モジュール技術とシェルが開発した液体による電池の温度管理技術を組み合わせた。当該技術は、乗用車・商用車、その他の用途にも使用することができる。
シェルが開発した技術は、従来の電池に比べ電池を適切な温度に保つために必要なエネルギー使用量が少ない特徴を持つ。また、電池の安定性が高まり、電池の寿命が延びる利点もある。