独アラル、国内ガソリンスタンド約120カ所に急速充電インフラ整備

独ガソリンスタンド大手のアラルは16日、2021年末までに同社がドイツで運営するガソリンスタンド網の120カ所超に計500基の急速充電設備を整備すると発表した。急速充電設備の出力は最大350キロワットで、急速充電に対応する電動車であれば、10分以内に走行距離で最大350キロメートルを走行できる電力を充電することができる。アラルは現在、ドイツで約2,400のガソリンスタンドを運営している。

まずは、2月末までにガソリンスタンド25カ所に約100基の急速充電設備を整備する。出力は300~350キロワットで、100%再生可能エネルギーの電力を提供する。

アラルは今回の発表に際し、電動車関連のサービスを新ブランド「Aral pulse」に統一し、既存の充電インフラも新ブランドのデザインに刷新すると明らかにした。また、法人顧客向けには、「アラル・フューエル&チャージ」カードを発行するほか、公共の充電網へのアクセスや自社用充電インフラの整備、アプリなど、包括的なサービスを提供していく。

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