独ヘラー、クラウドベースの車両診断サービスで米ライドセルと戦略提携

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは11日、米国のモビリティサービス・プラットフォーム運営大手のライドセルと戦略提携したと発表した。ヘラーの100%子会社のヘラー・グートマン・ソリューションズが開発したクラウドベースの車両診断サービス「macs Data Service」をライドセルの車両のIoT(モノのインターネット)プラットフォームと統合する。これによりライドセルの顧客は、リアルタイムで車両の状態を監視でき、整備や修理の必要性を早期に確認できるようになる。さらに車両の整備・修理プロセスを自動化することにより、ダウンタイム(稼働停止時間)の最小化し、修理費用を大幅に削減できるようになるという。

ヘラー・グートマン・ソリューションズとライドセルは現在、技術的な統合を進めており、今後数カ月以内に共同プロジェクトを開始する予定。なお、ヘラーは今回の戦略提携に伴い、同社のベンチャーキャピタル部門のヘラー・ベンチャーズを通じて、ライドセルの少数株を取得した。出資額は非公開。

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