独コンチネンタルのエンジニアリング部門、英独伊の3カ所に新拠点開設

独自動車部品大手のコンチネンタルは18日、傘下の開発・生産サービス会社コンチネンタル・エンジニアリング・サービス(CES)が英独伊の3カ所にそれぞれ新拠点を開設したと発表した。主に先進運転支援システム(ADAS)の開発を強化する。

英南部バージェスヒルの新拠点では約100人を雇用し、ADASの開発と車両アーキテクチャへの統合に注力する。CESはバーミンガム近郊のリッチフィールドにも拠点を持っている。

ドイツの新拠点は自動車産業が集積するシュツットガルト近郊のジンデルフィンゲンに開設した。同拠点ではADASに加え、電気自動車(EV)とコネクティビティ、車両音響システムなどの分野を専門に手掛ける。また、すでに量産化されているセンサーやアクチュエーター、制御ユニットなどを顧客ニーズに合わせて開発している。

伊トリノの新拠点では、限定生産モデルやニッチ製品、二輪車、特殊車両を手がける国内メーカー向けのサービスを展開する。このうち限定生産モデルについては、ドイツのコンチネンタル工場から専用部品を調達するサービスも提供する。

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