独自動車大手のダイムラー は18日、バス部門のダイムラー・バスズがフランス北西部のルーアン市からメルセデスベンツの電気バス「eシタロ」を10台受注したと発表した。今年夏に納入する予定。納入するのは、幅広の乗降口が3カ所ある単体バスで、ニッケルマンガンコバルト(NMC)系のリチウムイオン電池(容量396kWh)を搭載するバス8台と革新的な全個体電池(容量441kWh)を搭載するバス2台。ルーアン市およびその近郊の約70の自治体を結ぶ路線に投入される。当該電気バスは、自動ブレーキ機能や巻き込み事故防止システムなどの先端運転支援システムを標準装備しており、安全性能をさらに向上させている。