独高級スポーツカーメーカーのポルシェ が高性能バッテリーの合弁事業を計画しているもようだ。ドイツ連邦カルテル庁が現在、当該案件を審査しているという。独業界紙『オートモビルボッヘ』(4月7日付、電子版)が報じた。ポルシェアはメディアの問い合わせに対し、コメントを控えている。同紙によると、独テュービンゲンに拠点を置くセルフォース・グループという名前の企業に、ポルシェのほか、フラウンフォーファー研究機構のスピンオフ企業であるカスタム・セルズとシュツットガルトのソフトウエア開発会社P3 グループが出資する計画であるという。ポルシェは同合弁を通して、モータースポーツなどの特殊モデルに搭載する高性能のバッテリーセルを生産する計画のもよう。量産モデル用のバッテリーセルは他から調達する方針であると報じている。