Volkswagen

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) はこのほど、2020年に立ち上げたVWグループのソフトウエアを開発する新事業組織「Car.Software Organization」の名前を「CARIAD」に変更した。独業界紙『オートモビルボッヘ』(3月26日付、電子版)が報じた。同紙によると、新組織名は、「Car. I am Digital」を略したもの。また、会社形態もこれまでの有限会社(GmbH)から欧州会社(SE)に変更した。新組織の監査役会長は、引き続きVWグループ傘下の高級車大手アウディのマークス・デュースマン社長が兼務すると見られている。「CARIAD」は、VWグループの車両の基本ソフトウエア(OS)の開発などに取り組んでいる。『オートモビルボッヘ』紙によると、「CARIAD」には現在、ドイツ国内の様々な拠点に従業員約4,000人が勤務している。具体的には、ヴォルフスブルク、インゴルシュタット、シュツットガルト、ベルリン、ミュンヘンなどに事業所を置いている。

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