独BMW、ベトナムで現地生産

独自動車大手のBMWグループは5日、ベトナムでBMW車を現地生産すると発表した。人気モデルのBMW「3シリーズ」、「5シリーズ」、「X3」、「X5」を生産する予定。現地提携先のチュオンハイ自動車(THACO)がチュライ工場で生産する。

BMWはベトナムでの現地生産により、アジアにおける生産ネットワークを拡大する。同社はインドとタイに自社工場を持つほか、中国に多数の合弁工場、マレーシアとインドネシアに提携工場を持つ。

THACOは約5年前からBMW車の公式輸入業者としてBMWと協力関係にある。

■ BMWアジア地域拠点、14カ国を統括

シンガポールにある地域拠点BMWグループ・アジアは1985年の設立で、東アジア地域におけるBMWとMINIブランドの事業を統括している。

BMWグループ・アジアは下記の14カ国を管轄している:

シンガポール、ベトナム、フィリピン、インドネシア、ブルネイ、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、タヒチ、グアム、ニューカレドニア、ラオス、カンボジア、ミャンマー。

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