カエタノ・バス、マドリード市交通公社から燃料電池バス10台を受注

ポルトガルのバス製造会社カエタノ・バスはこのほど、マドリード市交通公社(EMT)から燃料電池バス「H2.City Gold」10台を受注した。2024年第1四半期末までに納車する予定。

EMTはすでに、イリサール(スペイン)、ソラリス(ポーランド)、BYD(中国)などのメーカーから電気バスを購入しているが、燃料電池バスの調達は今回が初めてとなる。

「H2.City Gold」は、全長12メートルの低床式バスで、トヨタの新世代の燃料電池スタック(出力:70kW)を搭載している。水素燃料の1回のフル充填で、350km(冬季)~500㎞(夏季)を走行することができる。

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