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2010/1/8

一般・技術・その他 (旧)

独大学、燃料電池の開発で加NRC-IFCIと協力

この記事の要約

ドイツのデュースブルク・エッセン大学は7日、同大学の燃料電池技術センター(ZBT) とカナダ国家研究会議の燃料電池革新研究所(NRC-IFCI)が協力すると発表した。共同プロジェクト「HiPerLoCo」を立ち上げ、幅広 […]

ドイツのデュースブルク・エッセン大学は7日、同大学の燃料電池技術センター(ZBT) とカナダ国家研究会議の燃料電池革新研究所(NRC-IFCI)が協力すると発表した。共同プロジェクト「HiPerLoCo」を立ち上げ、幅広い分野に投入できる低価格の燃料電池を開発する。

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同プロジェクトでは、自家発電を目的とする定置型およびハイブリッド技術などの車両動力源としての燃料電池の開発を目指す。3年以内に燃料電池スタックの量産化技術などについての研究成果を発表する計画。

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ZBTはデュースブルク・エッセン大学が資本の100%を保有する有限会社で、2001年末に設立された。大学と企業の橋渡し役として、燃料電池に重点を置いた研究開発をしている。

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同センターには、独ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州と欧州連合(EU)が資金援助している。NRW州は、今回の協力を通して、人材や技術交流を活発化し、地域産業の競争力を強化する方針。

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