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2010/1/15

総合 – 自動車産業ニュース

ポーランドの09年乗用車販売、32万台で前年比横ばい

この記事の要約

ポーランドの自動車市場調査会社Samarが7日発表した2009年の新車販売統計によると、乗用車の販売台数は32万10台で、前年(32万7台)から横ばいだった。09年の国内新車登録台数は明らかになっていないが、Samarの […]

ポーランドの自動車市場調査会社Samarが7日発表した2009年の新車販売統計によると、乗用車の販売台数は32万10台で、前年(32万7台)から横ばいだった。09年の国内新車登録台数は明らかになっていないが、Samarの推計では27万3,000台程度となる見通し。販売数と登録台数に開きがあるのは、新車買い換え補助金制度が導入されたドイツやスロバキアの顧客がズロチ安で新車価格が割安なポーランドで購入したためで、こうした事情を考慮すると、ポーランド国内の新車販売は前年から13.5%縮小したとみられる。

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メーカー別販売台数は、シュコダが前年比15.4%増の3万7,944台でトップに立った。2位以下は、フィアット(8.6%増の3万1,740台)、トヨタ(20.2%増の2万7,821台)、フォード(15.8%増の2万6,879台)、フォルクスワーゲン(12.4%増の2万6,640台)、オペル(21%減の2万2,101台 )、ルノー(11.2%減の1万7,292台)、起亜(24.1%増の1万4,059台)、プジョー(23.7%減の1万2,619台)、現代(24.6%増の1万2,545台)だった。

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Samarでは今年の新車販売は前年比6%減の30万台になると見込んでいる。

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