独自動車ポータルのpkw.deはこのほど、ディーラーがユーザーの検索した自動車の条件を閲覧し、ユーザーに直接連絡できるサービスを開始した。登録ディーラーは同サイトに出品していないモデルもユーザーに提案できるため、販売の可能性が広げられるメリットがある。一方、ユーザーにとっては条件に合致する車を持つディーラーからのオファーを待つだけでよく、探す手間が省ける。
\ユーザーにとってオンラインポータルで希望するクルマを見つけ出すことは簡単ではない。検索条件をかなり細かく設定しても該当するクルマが数十件以上というのは普通だ。詳細をいちいちクリックしていくうちに疲れてうんざりしてしまうユーザーも少なくない。一方、ディーラーもコスト上の理由から全てのモデルをネット上に出展できない事情がある。Pkw.deを運営するCaroo(ケルン)はこの問題に目をつけた新サービスを打ち出した。
\「オファージェネレータ―」と呼ばれる同サービスでは、自動車購入を希望するユーザーが、車種、装備、エンジン仕様、初回登録年(車齢)、価格、下取り希望などの条件を入力し、ディーラーがデータを閲覧できる期間を指定する。また、備考欄に希望などを書き込むことができる。登録ディーラーはユーザーが入力した条件を全て閲覧でき、条件に合致するモデルがあればユーザーにオファーメールを送ることができる。登録ディーラーが無料で入手できるユーザー情報は月50件まで。プレミアムパートナーになると月150件まで可能となる。
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