「ウエストファリア」ブランドでキャンピングカーを製造するドイツのCVCキャンピングバン・コンバーションは27日、会社更生手続きの適用を申請したと発表した。景気後退により2009年のキャンピングカー市場は大幅に低迷。同社も受注が急減し、経営に行き詰まった。今後については、会社更生手続きの枠組みのなかで自己管理型の再建を進め、事業を継続する方針を示している。
\昨年は特に、上半期に需要が後退、受注が70%落ち込んだ月もあった。秋以降、市場は若干上向いたものの、今年も本格的な回復は見込めないとしている。
\同社の従業員数は約170人。2008年の売上高は約4,000万ユーロだった。親会社は独金融投資会社のアウレリウス(Aurelius)。
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