2010/2/26

企業情報 - 部品メーカー

独オペルのポーランド工場、700人を増員へ

この記事の要約

米自動車大手ゼネラルモータース(GM)の独子会社オペルが、ポーランドのグリビツェ工場で従業員の新規雇用を進めている。ポーランド経済紙『プルス・ビジネス』が2月18日、GMポーランド広報の話として伝えた。グリビツェ工場では […]

米自動車大手ゼネラルモータース(GM)の独子会社オペルが、ポーランドのグリビツェ工場で従業員の新規雇用を進めている。ポーランド経済紙『プルス・ビジネス』が2月18日、GMポーランド広報の話として伝えた。グリビツェ工場では今年半ばから3交代制を復活させる計画で、実現に向け600~700人を増員するという。

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同工場ではオペルの乗用車「ザフィーラ」と「アストラ」を生産。1月の生産台数は前年同月比85%増と上向いている。GMは同工場で昨年11月から生産を始めた新型車「アストラ4」で攻勢をかけたい考えで、増員した従業員で同モデルを増産する。同モデルはグリビツェ工場のほか英エルズミア・ポート工場でも生産されており、GMは今年、欧州で18万台の販売を見込む。

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グリビツェ工場の従業員数は現在約2,500人。昨年は金融危機の影響を受けて500人を削減し、生産台数は前年比44%減の9万6,697台に低下した。生産した車両の3分の2以上は「ザフィーラ」で、「アストラ3」は1万3,009台、「アストラ4」は1万1,235台、「アストラ・クラシック2」は8,464台などとなっている。

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GMは経営再建のため「アストラ」を生産するベルギーのアントワープ工場を閉鎖し、オペルの欧州従業員4万8,300人のうち8,300人を削減する方針を明らかにしている。グリビツェ工場の増員はこれとは逆の動きで、GMは同工場を戦略生産拠点として強化する狙いがあるようだ。

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