仏自動車部品大手のヴァレオは3日、オープンソースの車載インフォテインメント(IVI)標準プラットフォームの開発と導入を進める非営利組織、GENIVIアライアンスに加盟したと発表した。
\GENIVIアライアンスは、従来専用のハードウェアやソフトウェアが利用されることが多かったカーナビにオープンプラットフォームの仕組みを導入し、開発コストの削減や開発期間の短縮を実現することを目指して2009年3月に設立された団体で、インテル、BMW、デルファイ、プジョーシトロエン(PSA)、ゼネラルモーターズ(GM)、ノキア/ナビテックなど、協賛会員も含め54社が加盟。日本からはアルパイン、日産、三菱電機、NECエレクトロニクス、ルネサステクノロジ、ロームが参加している。
\ドライバーインタフェース・ソリューションのトップメーカーであるヴァレオは今後、GENIVIアライアンスの一員として、接続性やドライバーインタフェースの向上を可能にするハードウエアおよびソフトウエア・プラットフォームを提供していく方針だ。
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