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2010/3/12

企業情報 - 部品メーカー

独ゲトラグ、ドイツ拠点で700人削減

この記事の要約

独トランスミッションメーカーのゲトラグは9日、ドイツ国内の従業員2,700人のうち700人を削減する計画を発表した。欧州自動車販売市場の冷え込みで需要が低迷し回復のめども立っていないためで、2011年末までにルートヴィヒ […]

独トランスミッションメーカーのゲトラグは9日、ドイツ国内の従業員2,700人のうち700人を削減する計画を発表した。欧州自動車販売市場の冷え込みで需要が低迷し回復のめども立っていないためで、2011年末までにルートヴィヒスブルク工場(従業員90人)を閉鎖するほか、ノイエンシュタイン、ウンターグルッペンバッハ、バート・ヴィンツハイム、ローゼンベルク拠点で計610人を整理するとしている。労組は今回の計画に反発しており、交渉は難航が予想される。

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ゲトラグのミヒル・コテチャ社長はリストラの理由として、「欧州市場の需要が数年以内に2007年の水準に回復する見込みはないと判断した」と発言。過剰な生産能力を抱え続ければ市場シェアを維持することが難しくなるばかりでなく、ドイツ拠点の存続自体が危ぶまれるとして労組側に理解を求めた。

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これに対し金属労組のIGメタルは、「ドイツに“はげ山”を作ることは到底承服できるものではない」として徹底抗戦の構えを見せている。

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