独商用車大手のMANとドイツテレコムのITサービス部門Tシステムズは8日、両社が共同開発した商用車向けテレマティクスソリューションに関する業務提携契約を更新すると発表した。期間は3年間で、サービス内容の拡充も視野に入れている。Tシステムズがプレスリリースで明らかにした。
\MANとTシステムズが開発した商用車向けテレマティクスソリューション「MAN Go2」では、大型トラックの制御コンピューターに組み込まれたモジュールがトラックの燃料消費量や現在地、運行状況、タイヤの摩耗状態などの情報を記録し、移動通信網を通して定期的にサーバーに送信する。これらのデータを運送業者とMANの修理サービス工場に提供することで、車両の安全性向上、効率的な配車や燃費低減による運送効率化を支援する。
\「MAN Go2」は、MANの車両保守管理サービス「コンフォートサービスシステム」の契約者に無料で提供しているもので、Tシステムズによるとすでに5,000台以上のトラックに搭載されているという。
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