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2010/3/26

企業情報 - 部品メーカー

マグナ、カルマンのルーフシステム部門を買収

この記事の要約

カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル傘下のマグナ・カー・トップ・システムズ(CTS)が経営再建中の独ヴィルヘルム・カルマンからルーフシステム部門を買収する。両社が23日、契約に署名したと発表した。欧州では自動 […]

カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル傘下のマグナ・カー・トップ・システムズ(CTS)が経営再建中の独ヴィルヘルム・カルマンからルーフシステム部門を買収する。両社が23日、契約に署名したと発表した。欧州では自動車用ルーフシステム事業を展開する企業が少ないため、カルテル当局から認可が下りるかに注目が集まる。

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カルマンの欧州のルーフシステム部門は、ドイツのオスナブリュック工場(従業員数:359人)と、ポーランドのジャリ(Zary)工場(同:362人)を持っており、これまでBMW「1シリーズ・カブリオレ」、メルセデス・ベンツ「Eクラス・カブリオレ」、ルノー「メガーヌ・カブリオレ」などに製品を供給してきた。

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欧州のルーフシステム業界では、独ベバストが昨年、独同業のエドシャのカブリオレ用ルーフシステム事業を買収した。ドイツの連邦カルテル庁は昨年12月に同取引を認可したものの、欧州市場では両社とマグナ・カー・トップ・システムズ(CTS)、カルマンの4社が事業を展開しており、これ以上の企業統合は市場競争を歪める恐れがあるとの見解を示している。

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