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2010/5/14

企業情報 - 自動車メーカー

ダイムラー、新型V8・V6エンジンを独工場で生産

この記事の要約

独自動車大手のダイムラーは新型のV8とV6エンジンをシュツットガルトのバート・カンシュタット工場で生産する。同エンジンは今年の第3四半期から新型「CLクラス」および「Sクラス」に搭載する。\ ツインターボを装備する新型V […]

独自動車大手のダイムラーは新型のV8とV6エンジンをシュツットガルトのバート・カンシュタット工場で生産する。同エンジンは今年の第3四半期から新型「CLクラス」および「Sクラス」に搭載する。

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ツインターボを装備する新型V8エンジンは気筒容量が4,663cm3となり、前世代に比べ15%小型化した。一方、出力は320kW/435PSと12%増強。最大トルクも700Nmと、32%向上している。走行100km当たりの燃費はCL500の場合で9.5リットルと22%低減した。

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一方、新型V6エンジンは自然吸気エンジンで、バンク角が前世代の90度から60度へと狭くなり振動が少なくなった。気筒容量は3,499 cm3で出力は225kW(306PS)となり、前世代(200kW/272PS、「Sクラス」に搭載)に比べパワーアップ。最大トルクも350Nmから370Nmに向上した。走行100km当たりの燃費は「S350」で7.6リットル、CO2排出量は177g/kmと前世代に比べ24%改善している。

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ダイムラーは新型エンジンの生産に向けて、開発に約6億ユーロ、生産設備に約4億ユーロの総額10億ユーロを投資した。

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