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2010/5/14

企業情報 - 自動車メーカー

VW、中国でデュアルクラッチトランスミッションの生産開始

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は11日、中国の大連工場でデュアルクラッチトランスミッション(DSG)の生産を開始した。当初は7速DSGを年30万基生産し、段階的に年60万基まで規模を引き上げていく。\ VWはD […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は11日、中国の大連工場でデュアルクラッチトランスミッション(DSG)の生産を開始した。当初は7速DSGを年30万基生産し、段階的に年60万基まで規模を引き上げていく。

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VWはDSGの生産に向けた生産能力の拡大に総額で4億ユーロ(40億元)を投資する。同社は中国で2012年までに生産能力の拡大とラインアップの拡充に60億ユーロを投資する方針で、今回の生産能力拡大は同計画の一環に位置づけられる。

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VWは2007年、中国市場で生産する車両の二酸化炭素(CO2)排出量を2010年までに20%削減する目標を掲げた。同目標の達成に向け、2007年から燃費効率の良い「TSIエンジン」を中国工場で生産するモデルに採用している。DSGの搭載により、変速が迅速かつ円滑になり、燃費が向上する利点がある。

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VWがDSGを生産するのはドイツのカッセル工場に次いで世界で2カ所目となる。

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