ダイムラーとトヨタが燃料電池車の開発で提携の可能性を検討しているもようだ。25日付『フィナンシャルタイムズ(ドイツ版)』紙がダイムラー筋から得た情報として報じた。ジョイントベンチャーを立ち上げる可能性もあるという。
\同紙によると、両社は提携により開発コストの負担を軽減する狙い。ダイムラーは1994年から、トヨタは1992年から燃料電池車を開発しており、これまでにそれぞれ10億ユーロ以上を投資してきたもよう。
\トヨタは、ダイムラーとの提携を通して、ダイムラーが50.1%資本参加するカナダの燃料電池開発会社オートモ-ティブ・フュ-エル・セル・コーポレーションとの協力関係の構築にも関心を寄せているとの見方もある。
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