欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2010/6/25

一般・技術・その他 (旧)

蘭TNO、歩行者保護用エアバッグを開発

この記事の要約

オランダの研究機関TNOは外側に飛び出るエアバッグを開発している。自動車との衝突事故で歩行者や自転車を保護するためで、フロントガラスの部分から前方に飛び出し衝撃を和らげる。2015年までに実用化する計画。\ 同システムは […]

オランダの研究機関TNOは外側に飛び出るエアバッグを開発している。自動車との衝突事故で歩行者や自転車を保護するためで、フロントガラスの部分から前方に飛び出し衝撃を和らげる。2015年までに実用化する計画。

\

同システムは歩行者や自転車をカメラでとらえて認識し、ガードレールや木にぶつかってもエアバッグは開かない仕組み。開発コストは約300万ユーロ。うち蘭交通省が約120万ユーロを支援した。

\

全ドイツ自転車協会(ADFC)によると、同エアバッグの使用により、生存率は最大80%高まると専門家は分析している。ADFCではドイツ連邦政府に同プロジェクトに参加するよう求めているという。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |