オーストリアの開発会社VE Viennaはこのほど、電気的に制御する乾式ブレーキを開発した。乗用車や商用車、電車でも利用できるが、特に電気自動車やハイブリッド車に適しているという。同社は現在、量産化に向けて提携先を探している。独業界紙『オートモビルボッヘ』(15日付、電子版)が報じた。
\VE Viennaが開発したブレーキは、油圧シリンダーやパイプ、ブレーキワイヤー、ブースター装置を必要としないため、製造コストや組み込むための作業コストが軽減できる利点がある。中型車に採用した場合、従来のブレーキシステムに比べ約10%のコスト削減効果があるという。
\同社では資金力の問題から、量産化に向けて自動車メーカーや部品メーカー、エンジニアリング会社との提携を希望している。
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