米自動車オークション大手マンハイムの独法人は22日、貯蓄銀行系のファイナンス会社であるドイチェ・リーシング・ファイナンス(バート・ホンブルク、以下DLF)とディーラー向けの融資業務で提携することで合意したと発表した。両社の共通の顧客である中古車ディーラーに対し、有利な条件で買い付け資金などを融資する。
\DLFは20年以上前から自動車金融事業を展開している。マンハイムはDLFとの提携によって新たな金融サービスを提供することで顧客の利便性を高めたい考えだ。
\マンハイムは米国の自動車オークション運営会社で、会場オークションのほか、ネットオークション、ポータルサイト事業などを展開する。取引規模は世界全体で年1,000万台、取扱高で500億米ドルに達し、同社によると世界最大の自動車オークション運営会社の地位にある。ドイツ市場には1997年に自動車修理サービス事業で進出。2008年からは自動車オークション事業も展開している。
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