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2010/8/13

一般・技術・その他 (旧)

メタンガス仕様の「ビートル」を公開

この記事の要約

英国の環境エンジニアリング企業、GENecoはこのほど、人の排泄物から出るメタンガスを燃料とするエコカーを公開した。独フォルクスワーゲンの「ビートル」をメタンガス仕様に改造したもので、愛称は「バイオ・バグ(Bio Bug […]

英国の環境エンジニアリング企業、GENecoはこのほど、人の排泄物から出るメタンガスを燃料とするエコカーを公開した。独フォルクスワーゲンの「ビートル」をメタンガス仕様に改造したもので、愛称は「バイオ・バグ(Bio Bug)」。未来型エコカーとして注目を集めている。

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バイオ・バグが搭載する2リッターエンジンは、通常のガソリンとメタンガスの両方に対応している。始動時はガソリンを使用するが、暖機が完了すると自動的にメタンガスに切り替わり、メタンガスのタンクが空になると再びガソリンで走行する。ガス1立方メートル当たりの走行距離は5.3マイルで、最高時速は114マイル。

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バイオ・バグが使用するメタンガスは、GENecoの親会社である水道会社、ウェセックスウォーターが操業するエイボンマウス下水処理場で生成されたもの。平均的な年間走行距離である1万マイル分の燃料を、70世帯が流す排泄物から取り出すことができるという。

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