独フォルクスワーゲン(VW)は18日、中国法人の大衆汽車集団中国が、中国・ドイツ政府が共同で進める「中国における気候保護と電気自動車プロジェクト」に参画することで独連邦環境・自然保護・原子炉安全省と合意し、覚書(MOU)に調印したと発表した。VWは同プロジェクトに参加する最初の自動車メーカーとなる。
\「中国における気候保護と電気自動車プロジェクト」は、中国とドイツが7月16日に合意した相互技術協力プロジェクト。E-モビリティーの発展により大気汚染物質や騒音を低減することを目的としており、大衆汽車集団中国は、E-モビリティーに関する技術データやノウハウなどを提供する。
\大衆汽車集団中国は4月にE-モビリティー戦略の概要を発表、VWの環境対応技術「ブルーモーション」の導入や、13~14年をめどに電気自動車の生産を開始することなどを明らかにしている。
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