日産自動車は8月26日、英国のサンダーランド工場で新型コンパクトスポーツクロスオーバー「ジューク」の生産を開始した。ジュークは、2009年の東京モーターショーに出展したコンセプトカー「カザーナ」をベースにした市販モデルで、「ノート」と「キャシュカイ」(日本名「デュアリス」)の中間に位置するコンパクトカー。サンダーランド工場では年間10万台を生産する計画。日産はジュークの生産にあたり、サンダーランド工場に5,700万ポンドを投資、英政府から620万ポンドの助成を受けた。ジュークの欧州販売は9月下旬からスタートする
\サンダーランド工場は、ノート、キャシュカイおよびキャシュカイ+2を生産している。ジュークがラインナップに加わることで、同工場の年間生産規模は過去最高の40万台に達する見通しだ。
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