独自動車部品大手のコンティネンタルは、タイヤの空気圧をスマートフォンで確認できるシステム「Filling Assistant」の開発を進めている。新車への導入は2013年以降を見込んでいる。
\同システムは、空気圧の状態を無線でスマートフォンに知らせる仕組み。タイヤにセンサーを組み込むほか、新車の製造過程で車両に無線インターフェイスを含む電子部品を組む。
\同システムの採用により、バルブの破損や釘などがタイヤに刺さることによる空気圧の低下などについて早期に確認することができるようになり、利便性が高まる。また、タイヤに空気を注入する際に、空気圧が適切なレベルに達すると音や点滅サインでドライバーに知らせることもできる。
\また、適切な空気圧の維持により、タイヤの安全性や経済性が高まるほか、転がり抵抗の最適化で燃費改善につながり、環境への負荷も低減できるという。
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