独メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチが実施した調査によると、ドイツの自動車業界が2010年4‐6月期に国内市場に投入した広告費（新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、映画館広告、オンライン広告）は5億3,180万ユーロとなり、前年同期から4.7％増加した。サッカーワールドカップ（W杯）などの大型イベントに合わせた広告が増えたことが貢献した。
\メーカー別では、フォルクスワーゲンが6,000万ユーロを投資し、トップを独走。ルノー（4,450万ユーロ）、ダイムラー（3,900万ユーロ）、トヨタ（3,860万ユーロ）、オペル（2,610万ユーロ）が続いた。特にダイムラーは前年同期比で94％増加、前期比でも25％増とし、積極的な広告攻勢に出ていることがうかがえる。
\媒体別の売上高では、テレビ放送が1億8,800万ユーロ、新聞広告が1億2,550万ユーロ、野外広告が1,700万ユーロ、オンライン広告が5,060万ユーロなどとなった。
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