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2010/9/17

総合 – 自動車産業ニュース

ロシア新車販売、8月は51%増

この記事の要約

欧州ビジネス協会(AEB)がまとめたロシアの2010年8月の乗用車・軽商用車の新車販売は、16万8,627台となり、前年同月に比べ51%増加した。政府が3月から新車への買い替え奨励制度を導入して以来、6カ月連続で前年実績 […]

欧州ビジネス協会(AEB)がまとめたロシアの2010年8月の乗用車・軽商用車の新車販売は、16万8,627台となり、前年同月に比べ51%増加した。政府が3月から新車への買い替え奨励制度を導入して以来、6カ月連続で前年実績を上回っている。1~8月の累計は前年同期比14%増の113万5,074台となった。

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8月のブランド別販売は、国内自動車最大手アフトワズのブランド「ラーダ」が前年同月比55%増の4万5,094台で首位。以下、起亜(1万1,007台、92%増)、トヨタ(8,116台、61%増)、シボレー(8,038台、32%増)、現代(7,532台、58%増)が上位を占めた。

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AEB自動車製造業者委員会のトーマス会長は今後について、8月27日~9月5日に開催されたモスクワ国際モーターショーが消費者の購買意欲を高める効果があったと述べ、残り4カ月も販売好調が続くとの見通しを示した。

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■ 新車買い替え制度継続で140億ルーブルの予算計上

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ロシアのプーチン首相は14日、今年3月に導入した新車買い替え支援制度を来年も継続するため、140億ルーブル(約4.57億ドル)の予算を計上すると発表した。同制度では、一定の条件を満たした車齢10年以上の中古車を廃車にして新車を購入する場合、政府から5万ルーブルの補助金が支給される。

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