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2010/11/5

総合 – 自動車産業ニュース

中国製アルミホイールに22.3%の制裁関税、反ダンピング措置を本格発動

この記事の要約

欧州連合(EU)は10月25日、中国製の自動車用アルミホイールに対して、期間5年の反ダンピング措置を発動したと発表した。5月から暫定的に反ダンピング税を課していたが、これを本格的な措置に切り替える。税率は22.3%で、暫 […]

欧州連合(EU)は10月25日、中国製の自動車用アルミホイールに対して、期間5年の反ダンピング措置を発動したと発表した。5月から暫定的に反ダンピング税を課していたが、これを本格的な措置に切り替える。税率は22.3%で、暫定期間に適用されていた20.6%より厳しくした。

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EUは昨年8月、欧州ホイール製造業者協会(EUWA)の要請により、中国製品に対する反ダンピング調査を開始。その結果、中国製品が不当な安値でEU市場に大量流入し、域内業界に大きな打撃を与えていると認定し、反ダンピング措置の発動に踏み切った。

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