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2010/11/5

総合 – 自動車産業ニュース

スペイン乗用車新車登録、2010年10月は37.6%

この記事の要約

スペイン自動車工業会(ANFAC)は2日、2010年10月の同国の乗用車新車販売が6万1,366台となり、前年同月に比べ37.6%減少したと発表した。政府による新車への買い替え奨励金制度が終了した影響が大きく、4カ月連続 […]

スペイン自動車工業会(ANFAC)は2日、2010年10月の同国の乗用車新車販売が6万1,366台となり、前年同月に比べ37.6%減少したと発表した。政府による新車への買い替え奨励金制度が終了した影響が大きく、4カ月連続の2ケタ減となった。7月1日から付加価値税(VAT、日本の消費税に相当)が引き上げられたことも販売不振に追い打ちをかけた。ANFACによると、10月は個人向け販売が大きく落ち込み、前年同月を50%以上も下回った。1~10月の累計では前半の販売好調の効果で前年同期比9.4%増の84万8,555台を確保している。

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10月のブランド別の販売は、フォルクスワーゲン(VW)が5,275台で首位となった。以下、ルノー(5,251台)、プジョー(5,038台)、セアト(5,037台)が続いた。1~10月の累計では、セアトが7万8,262台でトップとなり、以下、VW(7万5,129台)、プジョー(7万2,534台)、ルノー(7万1,359台)が上位を占めた。

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モデル別の販売では、10月単月、1~10月の累計ともにルノー「メガーヌ」が1位だった。

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