独自動車部品大手コンティネンタルの中国子会社で油圧ホースなどを製造するコンチテック・グランド・オーシャン・フルーイッド(長春)は10月28日、300万ユーロを投資して長春市内に建設していた新工場を稼働させた。急成長が続くアジア市場での需要拡大に対応するため、同市内にある既存工場からの移転を決めた。新工場では自動車メーカー向けにエアコンホースを主に生産する。
\新工場の総床面積は1万3,000平方メートルで、旧工場の3倍以上に拡大した。生産能力拡大に伴い、従業員数は旧工場の480人から来年には550人に増える。
\新工場は2011年から本格稼働し、自動車向けエアコンホースを年230万本生産するほか、パワーステアリング、燃料、排ガスシステム装置向けのホースと産業用ホースを年100万本以上生産する。また、ターボチャージャーやトランスミッションの潤滑・冷却装置向けのホースを生産する計画だ。
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