自動車用バックミラーメーカーの米ジェンテックスは、需要回復を受けて欧州拠点の従業員を増員する。独法人のクラウス・ヴァイブラー社長が業界紙『アウトモビールボッヘ』のインタビューに答え明らかにしたもので、欧州統括拠点となっているエアレンバッハ(バーデン・ビュルテンベルク州)の事業所で、とくに顧客サポート部門を強化することを計画している。また、カメラを組み込んだ安全運転支援システムの開発能力の強化に向け、ソフトウエア専門家を増員する。同拠点では目下、10人のIT専門家を探しているという。
\ジェンテックスは世界的な自動車市場の回復により受注が増えており、2010年の売上高で前年(5億4,500万ドル)比35%増の成長を見込んでいる。今年に入ってから米国拠点だけでも350人を増員したほか、米国以外でも計125人を新規採用する計画という。
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