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2010/11/5

企業情報 - 部品メーカー

独エルリングクリンガー、今期業績を再度上方修正

この記事の要約

シリンダーヘッドガスケット大手の独エルリングクリンガーは10月29日、2010年通期の業績予想を再度上方修正した。予想を上回るペースで業績が回復しているためで、8月に予想した売上高「6億9,000万~7億1,000万ユー […]

シリンダーヘッドガスケット大手の独エルリングクリンガーは10月29日、2010年通期の業績予想を再度上方修正した。予想を上回るペースで業績が回復しているためで、8月に予想した売上高「6億9,000万~7億1,000万ユーロ」を「7億4,500万~7億5,500万ユーロ」に、営業利益(EBIT)を「9,000万~9,500万ユーロ」から「1億500万~1億1,000万ユーロ」に上方修正した。同社が今年の業績見通しを上方修正するのは5月と8月に続き3回目。

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同社が同日発表した今年7‐9月期(第3四半期)決算の最終利益は1,960万ユーロとなり、前年同期から69.8%増加した。営業利益は56.2%増の3,170万ユーロ、売上高も33.8%増の2億250万ユーロに拡大した。同期の新規受注は29.4%増の2億1,470万ユーロ。これにより9月30日時点の受注残は3億1,530万ユーロとなり、1年前に比べ37.4%増加した。

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1‐9月期の製品別売上高は、主力の自動車メーカー向けの一次部品が49.7%増の4億4,330万ユーロ、交換部品が14%増の8,120万ユーロ、樹脂部品が30.6%増の1,850万ユーロとなり、各部門で二桁台の成長を確保した。

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