2010/11/19

企業情報 - 自動車メーカー

ポルシェ、中国販売を5割増へ

この記事の要約

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは、中国での販売台数を2013年までに今年見通しの50%増に引き上げる計画だ。このためディーラー網を同年までに現在の2倍に拡大する。ポルシェ中国法人のヘルムート・ベーカー社長が15日付 […]

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは、中国での販売台数を2013年までに今年見通しの50%増に引き上げる計画だ。このためディーラー網を同年までに現在の2倍に拡大する。ポルシェ中国法人のヘルムート・ベーカー社長が15日付けの独業界紙『アウトモビールボッヘ』の中で明らかにした。

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ポルシェの2009年の中国販売実績は9,090台だった。今年は1万台を突破する見通しで、13年には1万5,000台に引き上げる予定。

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ポルシェは中国では「モータースポーツ」や「高級スポーツカー」のイメージが強いが、道路事情の悪さから需要が高いのは大型SUVの「カイエン」。ベーカー社長によると販売台数の6割を同モデルが占める。なかでも人気があるのが現地仕様の3リッターのターボガソリン直噴式エンジン(TFSI)搭載モデルという。

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問題は、同エンジンの組み立てを行っているハンガリー工場の生産能力がほぼ限界に達しており、需要に供給が追いつかない状況にあることだ。ベーカー社長は、カイエンの顧客は納車までに最大9カ月も待たされるとこぼす。

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同社長によると、「中国人は欲しい車がすぐに手に入らないことが分かると迷わず競合の車を選ぶ」。ただ、現地仕様のカイエンはポルシェの他のモデルに比べ消費税率(排気量3リッター以下が44%、3リッター超で110%)が低いため、顧客が待ってくれるのが救いだという。

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