仏バッテリーメーカーのサフトと米自動車部品大手のジョンソンコントロールズは中国の電気自動車(EV)市場への参入に向け複数の現地企業と協議を進めている。サフトのJohn Searle最高経営責任者(CEO)が16日、ロイター通信に明らかにした。サフトとジョンソンコントロールズは自動車向けのバッテリーを開発・生産する合弁会社を持っている。
\SearleCEOによると、中国政府はエコカーの普及を積極的に支援しているものの、対象は外資系企業との合弁会社ではなく、上海汽車や北京汽車、吉利汽車、奇瑞汽車などの中国自動車メーカーに集中しているという。
\このため、同CEOはロイター通信に対し、「中国企業との関係強化は合弁会社の幹部にとって重要課題である」との見解を示した。
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