欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2010/12/3

一般・技術・その他 (旧)

スペイン研究チーム、駐車スペースの管理システムを開発

この記事の要約

カタルーニャ工科大学では光センサーとマグネットセンサーを活用した駐車スペースの管理システムを開発している。空いている駐車スペースを認識し、スマートフォン、アイパッド、ノートパソコンなど、ドライバーの携帯端末に情報を送信す […]

カタルーニャ工科大学では光センサーとマグネットセンサーを活用した駐車スペースの管理システムを開発している。空いている駐車スペースを認識し、スマートフォン、アイパッド、ノートパソコンなど、ドライバーの携帯端末に情報を送信することで効率よく駐車場を見つけることができるようになる。同大学が設立した新会社Urbioticaを通して実証試験を実施している。

\

同システムでは、駐車場スペースの地中に13センチメートル四方の光センサーとマグネットセンサーのモジュールを埋め込む。まず光センサーのみが作動し、駐車スペースに車が入ってきて影が出来るとマグネットセンサーが作動する仕組み。マグネットセンサーは電磁波のわずかな変化から、自動車が駐車したかどうかを認識、無線LANまたは移動通信でコントロールセンターに情報を送信する。

\

従来の駐車場では出入り口で車両を数えて、駐車スペースの数と照らし合わせ、駐車スペースが残っているかを管理していた。新システムでは空いている駐車場を特定できるため、効率よく駐車スペースを見つけることができる。また、駐車時間の計測や特定の駐車場を予約するなどの新サービスを提供することができるようになる。

\
一般・技術・その他 (旧)
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |