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2010/12/10

総合 – 自動車産業ニュース

ロシア新車販売、11月は80%増

この記事の要約

欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した、ロシアの2010年11月の乗用車・軽商用車の新車販売は18万9,902台となり、前年同月に比べ80%増加した。単月で2008年12月以来、最高の販売台数となった。1~11月の累計 […]

欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した、ロシアの2010年11月の乗用車・軽商用車の新車販売は18万9,902台となり、前年同月に比べ80%増加した。単月で2008年12月以来、最高の販売台数となった。1~11月の累計では28%増の170万6,254台だった。AEBは通期の販売について、190万台に達する可能性もあるとの見通しを示している。

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AEB自動車製造部会のトーマス会長は販売好調について、「政府による新車への買い替え奨励制度の効果と融資による資金の確保が容易になったことに加え、消費者の景気信頼感が高まっていることが市場全体の追い風となった」とコメント。一方、マーク・オーヴェンデン副会長は、景気は上向いているものの、補助金制度の効果を除いた販売がさらに回復しなければ、危機は過ぎ去ったと明言できないとして、慎重な見方も示している。

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11月のブランド別の販売実績は、国内自動車最大手アフトワズのブランド「ラーダ」が前年同月比107%増の4万9,534台で首位を堅持。2位のシボレーは93%増の12万2,98台。このほか、ルノー、起亜、日産が上位に入った。

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