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2011/1/7

企業情報 - 部品メーカー

米スタイロン、ドイツ工場でSSBRの生産ラインを増設

この記事の要約

米素材メーカーのスタイロンは12月20日、ドイツのシュコパウ工場でソリューションスチレンブタジエンゴム(SSBR)の生産ラインを増設すると発表した。新生産ラインは、2011年5月に着工し、2012年第4四半期に稼働する見 […]

米素材メーカーのスタイロンは12月20日、ドイツのシュコパウ工場でソリューションスチレンブタジエンゴム(SSBR)の生産ラインを増設すると発表した。新生産ラインは、2011年5月に着工し、2012年第4四半期に稼働する見通し。今回の措置によりSSBRの生産能力は5万メトリックトン拡大する。

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生産ラインの増設は、高機能タイヤに使用されるSSBRの需要拡大を受けた措置。高機能タイヤは、雨天時のウェットグリップ性能や耐摩擦性に優れ、軽量かつ回転騒音や転がり抵抗が小さい特徴がある。また、これらの特徴は燃費改善や自動車の二酸化炭素(CO2)排出量の削減に寄与する。

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欧州連合(EU)では自動車メーカーに対するCO2排出規制が強化されていることに加え、2012年にはタイヤ性能を表示するラベル制度が導入される。このため、欧州では低燃費タイヤの需要が高まることが予想されている。このような規制強化を背景に、同社では低燃費タイヤに対する助成制度が導入される可能性もあると期待している。

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また、欧州に続いて、低燃費タイヤの需要は今後世界的に拡大すると見込んでいる。

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