独大型エンジンメーカーのトグナムは12月29日、定置用燃料電池事業から撤退すると発表した。同月28日にアジアのメーカーとの提携交渉がとん挫し、中期的に利益を確保することが困難と判断した。
\今回の決定により2010年通期決算で6,000万ユーロの特別損失を計上する見通しだが、従来の業績予想には影響しないと強調した。同社は、2010年通期の売上高で25億5,000万ユーロ、EBITベースの売上高営業利益率で7.5~9%を見込んでいる。最終利益の30~50%を配当に充てる方針も堅持した。2011年は売上高で前年比10%増、EBITベースの営業利益率では一桁台の後半を確保できる見通しとしている。
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