独レンタカー大手のシクストはアジア事業を強化する。同社は3日、韓国に20の営業所を開設したと発表した。韓国に進出する欧州企業が増えていることに対応するもので、欧州と同じ品質のサービスを提供することで法人需要を掘り起こす。同社のアジア進出はインド、中国、シンガポール、ネパールに続き5カ国目となる。
\韓国では現地企業をフランチャイズパートナーとして、レンタカー事業のほか、リムジンサービスや法人向けリースも提供する。年内にさらにサービス網を拡充する計画だ。韓国車に加え、BMW、アウディ、メルセデス・ベンツ・ポルシェなど欧州高級車メーカーのモデルも提供する。需要を見極めたうえでモデル数の拡充も視野に入れている。
\なお、シクストは今回のフランチャイズ企業について「韓国のモビリティ関連のオーナー企業で、ここ数年急成長を遂げている企業」とコメントするにとどめ、具体的な企業名は公表していない。
\