独自動車部品会社のブローゼは7日、インドのヒンジャワディ(プネー近郊)に建設していた新工場の開所式を行った。同工場はブローゼにとって同国で初めての工場。ウインドウレギュレーターを年200万ユニット生産する能力を持ち、4月から量産を開始する予定。製品は国内向けのほか、国際市場で事業展開する欧州の自動車メーカーにも供給する。
\新工場では今年9月にシートの高さを調整するシステムの生産も開始し、将来は全ての製品ラインアップをインドで生産できる体制を整える。
\また、新工場のSurinder Chauhan工場長は今後について、2012年には開発から試験・生産、管理まで全ての業務を新拠点に集約する方針を示した。
\ブローゼは2006年に駐在員事務所を開設し、インド市場に進出した。従業員数は、現在85人となっており、年内に2倍の約150人に増員する見通し。
\インドでは、電気モーターやウインドウレギュレーター、電気・電子部、施錠システムなどを国内市場およびグループの国外拠点向けに開発するほか、国内の調達業務やグループのITサービスなども担当する。
\同社はアジア全体では、中国、日本、韓国、インド、タイの計9拠点に約3,000人の従業員を抱える。
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