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2011/3/11

企業情報 - 自動車メーカー

三菱自、アイ・ミーブをエストニア政府に供給

この記事の要約

三菱自動車は4日、電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」をエストニア政府に供給すると発表した。供給台数は507台と、同車の販売開始以来最大の契約規模となる。2011年度末までに納車を完了する。\ 今回の取引は […]

三菱自動車は4日、電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」をエストニア政府に供給すると発表した。供給台数は507台と、同車の販売開始以来最大の契約規模となる。2011年度末までに納車を完了する。

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今回の取引は、三菱商事とエストニア政府の間で締結された1,000万トンの温室効果ガスの排出権購入契約に基づくもの。エストニア政府は京都議定書が定める「グリーン投資スキーム」を活用するEV普及策の一環として、社会福祉機関向けの公用車としてアイ・ミーブを採用するほか、充電インフラの整備(全国250カ所)や一般消費者のEV購入に対して補助金制度を導入する予定。三菱商事は、日本発の急速EV充電器規格である「CHAdeMO(チャデモ)」の導入と普及に向けて技術コンサルティングを提供するなどしてエストニア政府をサポートする。

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三菱自動車はアイ・ミーブの欧州仕様車を昨年12月に市場投入し、現在欧州15カ国で販売している。

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