フラウンホーファー研究所（ITWM）

ドイツのフラウンホーファー技術経済数学研究所（ITWM）はこのほど、リチウムイオン電池向けのシミュレーションソフトウエア「BEST（Battery and Electrochemistry Simulation Tool）」を開発した。同ソフトウエアの活用により、さまざまな素材の組み合わせをシミュレーションできるようになるという。同ソフトウエアは4月4～8日までドイツのハノーバーで開催される国際産業見本市「ハノーバー・メッセ」に出展する。研究チームは今後さらに、バッテリーの劣化現象をシミュレーションできるソフトを開発することを目標としているという。