スウェーデンの商用車大手ボルボは19日、傘下のボルボ・バスが中国の自動車最大手、上海汽車工業集団(SAIC)と、ハイブリッドバスや電気バスの駆動システムを開発する合弁会社を設立することで合意したと発表した。
\新会社「上海グリーン・バス・ドライブ・システム」は上海に本社を置く。資本金は1億人民元で、ボルボが40%、SAICが60%を出資。新エネルギーバス向け駆動システムの開発やプロトタイプの生産、試験などを主な業務とする。関係当局の許可を経て、今年第4四半期(10~12月)から本格的に事業を開始する予定だ。
\なお、ボルボとSAICは2000年にバス製造合弁会社として上海申沃客車を設立している。上海申沃客車は昨年に開かれた上海万博で、電気バスを含む新エネルギーバス332台を万博公式車両として提供した。
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