独自動車部品メーカーのプログレス・ヴェルク・オーバーキルヒ(PWO)が2日発表した今年第1四半期の決算は、売上高が前年同期比25.6%増の7,710万ユーロとなり、当初予想を上回った。自動車業界の好景気と新製品の投入が好業績に反映された。営業利益(EBITベース)は450万ユーロ、売上高営業利益率(為替調整前)は前年同期比1.2ポイント増の7.2%に改善した。
\特にドイツ拠点での収益力向上が著しく、チェコ工場も好調だった。メキシコでは新製品への切り替えを進めており、年内に80%以上が新製品の生産となる。
\同社は業績好調としながらも、原材料の価格上昇などの不安要素があるとして先行きに慎重な姿勢を示している。今年の業績予想は当初の売上高で3億ユーロ、売上高営業利益率(為替調整前)で6.5%に据え置いた。
\