欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2011/10/28

一般・技術・その他 (旧)

独アイゼンマン、高温設備事業を強化

この記事の要約

独産業設備メーカーのアイゼンマンは20日、炭化設備メーカーのルーシュトラート(Ruhstrat、ゲッティンゲン近郊のボーヴェンデン・レングラーン)を19日付で買収したと発表した。企業買収によって新たな技術・ノウハウを取得 […]

独産業設備メーカーのアイゼンマンは20日、炭化設備メーカーのルーシュトラート(Ruhstrat、ゲッティンゲン近郊のボーヴェンデン・レングラーン)を19日付で買収したと発表した。企業買収によって新たな技術・ノウハウを取得し、事業を拡充する戦略の一環としている。カーボン繊維製造設備事業で世界トップの地位を目指す。買収金額など詳細は公表していない。

\

アイゼンマンによると、ルーシュトラートは産業向け炭化設備を手がける。従業員数は140人。両社は数年前から製品販売で提携関係にある。

\

アイゼンマンは2004年から炭素繊維製造向けの熱酸化炉と排気口空気浄化システムを生産している。ルーシュトラートを傘下に収めることで、プレカーサー(原糸)から炭素繊維を製造する工程を自社システムに取り込むことができ、将来の成長が期待できる炭素繊維事業を強化するうえで大きな強みとなる。

\
企業情報 - 自動車メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |