独高級車メーカーのBMWがトヨタ自動車に供給する予定のディーゼルエンジンが最初に搭載されるモデルは「オーリス」になるもようだ。英『Autocar』誌がインサイダー情報として報じた。
\両社はこのほど、中長期的の環境技術の研究開発で協力することで合意、12月1日に趣意書に署名した。BMWはトヨタの欧州統括会社であるトヨタモーターヨーロッパ(TME)に1.6リットルと2.0リットルのディーゼルエンジンを供給する計画で、トヨタは同エンジンを2014年から欧州市場で販売する予定の車両に搭載する予定としている。環境技術では、次世代リチウムイオン電池に関する研究で協力するほか、その他のプロジェクトについても協力の可能性を検討していく方針という。
\BMWのクラウス・ドレーガー開発担当取締役がこのほど独経済誌『ヴィルツシャツボッヘ』に明らかにしたところによると、トヨタに供給するディーゼルエンジンは、トヨタブランド車のみとなり、レクサスブランドのモデルには搭載しない計画という。また、『Autocar』誌によると、トヨタはハイブリッド技術をBMWに提供しない一方、バッテリー技術で協力することで合意した経緯があるという。
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